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第2話 最強証明

 昨年末より県内で発生していた連続解体事件。その実行者が梅茂市に侵入する。
 時を同じくして、戦闘専門の魔術師もまた都市に潜入する。

 人型兵器と人間兵器。
 混迷し錯綜する事態の中、破綻へのカウントダウンが人知れず進んでいく。


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 ――死体の少女の隣室に、魔術師2人が転居してくる。
 解体事件に先手を打つため、情報を得に山中の人形師の元に赴く。
 そして灰色死体は自身の鏡像、連続解体犯である架空兵器と邂逅する。


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 潰し壊し殺すことしかなかった少女たちに、つかの間の『幸せな日常』がもたらされる。
 だがそれが一般的な意味において幸福であればあるほど、当の少女たちには理解できない。
 それを責める資格など灰色死体にはなく、故に殺し合う彼女たちを止められはしない。

 人形が嘯き、兵器が笑い、群体が蠢き、災厄が落ち、死体が彷徨い、罪業が犇めく。
 ――それは、闘争と狂躁の夏。


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「もしかしたら……望むべきは、あなただったのかもしれない。誤った私たちを止められたのは」
「……やはり、あなたと会話をさせるべきではなかった」
 言葉の意味を知るより先に、魔術師は死地へと赴く。

 そして灰色死体は死闘と破綻の幻視を見る。
 それは、壊れてしまったモノがその果てに夢を織る姿。



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 かつて自らを救い出したその『強さ』には最早すがれない。
 眼差しは憎悪に歪み、黒く濁った言葉が喉から溢れる。
 封じてきた蓋が開いた時、少女は真に殺すべきモノを定める。

 人のまま兵器として運用される人間兵器と、人としての在り方を破綻させられた人型兵器。
 それらを以てしても滅ぼしきれない異形や達人。
 強者と弱者の狭間で、灰色死体は解を求めて彷徨う。


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第3話 怪物領域 へ
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